フィンランドでは、6月にユハンヌス(Juhannus)という1年で昼の時間が一番長い日をお祝いする夏至祭があります。
1954年までは6月24日がユハンヌスと決められていましたが、それ以降は6月20日~24日の間の土曜日と設定されています。今年2017年のユハンヌスは6月24日です。

kyoko-juhannus-VisitFinland真夜中の太陽(Photo by Visit Finland)

フィンランドでユハンヌスは、クリスマスと同じくらい重要な祝日なので、ユハンヌスイヴはほとんどのお店がお昼前に閉店してしまいます。多くのフィンランド人はコテージに行ってしまい、そこで友達や家族と過ごし、おしゃべりしたり、お酒を飲みながら美しい白夜も楽しみます。

kyoko-juhannus-VisitFinland夏至祭はコテージでのんびりと… (Photo by Visit Finland/Anne Saarinen)

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湖からの白夜 (Photo by Visit Finland)

kyoko-juhannus-VisitFinland(Photo by Visit Finland/Harri Tarvainen)

中心街も旅行者がいるだけになってしまうので、この時期に夏至祭のことを知らずにフィンランドに来た外国人旅行者は、ニュースのインタビューで「フィンランド人はどこに行ったの?!」とちょっとパニックになってコメントしていたこともありました。私もユハンヌスイヴの午後に、サイクリングも兼ねて中心街に行ったことがありますが、いつもは人で賑わっている中心街がとても静かでゴーストタウンのようでした。

ユハンヌスイヴの夜は、湖のそばでKokko(コッコ)という大きな焚火をします。この焚火は昔からある習慣で、夏至の夜は超自然的なものと結びついていて、悪魔がその辺を歩き回るとも信じられていることから、悪霊(悪いもの)を追い払うためにkokkoが行われると伝えられています。

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ユハンヌスの時にフィンランドにショッピングや外食を楽しむ目的で旅行に行くと、閉まってしまう店が多いのでガッカリしてしまいそうですが、日が沈まない美しい白夜を見ることができるのは、とても貴重な体験になると思います。また、ヘルシンキ中心街からちょっと離れた所にあるセウラサーリ野外博物館では、夏至祭のイベントでKokkoや夏至祭のダンスがあるので、フィンランドの夏至祭はどんなことをするのか地元の人達と一緒に楽しむことができると思います。

kyoko-juhannus-VisitFinland(Photo by Visit Finland/Flatlight Films)

我が家でのユハンヌスの過ごし方は、コテージには行かず、バーベキューをすることが多いです。

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家の近くの公園でバーベキューをすることもありますが、バーベキュー施設のあるヌクーシオ国立公園や野外博物館にも行ったりもします。

kyoko-juhannus-VisitFinlandヌークシオ国立公園(Photo by Visit Finland/Henrik Morkel)

kyoko-juhannus-VisitFinlandヌークシオ国立公園 (Photo by Visit Finland/AkuPöllänen)

国立公園でバーベキューをする時は、焼肉より手軽に食べられるmakkara(マッカラ:フィンランド語でソーセージ)を持って行きます。私は肉を食べないので大豆ミートで作ったソーセージやパプリカを持っていきますが。自然も堪能できて、外で食べるご飯やお酒は格別に美味しいです。


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Cover Photo by Visit Finland