フィンランドというと、寒い国や森と湖の国と連想する人が多いと思いますが、フィンランド最南端にあるHANKO(ハンコ)は、夏のリゾート地と言われています。
人口8,864人と小さな町で、フィンランド語だけでなくスゥエーデン語を話す人達も半分くらいいます。

ハンコは海岸線が約130kmあって、そのうちの30kmがビーチとなっています。家族で海水浴を楽しめるビーチやウォータースポーツを楽しめるビーチなどがあり目的によって違うビーチで楽しむことができるので、海が好きな人には最高の町だと思います。

visit-finland-hankoフィンランドのリゾート地ハンコ (Photo by Visit Finland/Jussi Hellstén)

夏のハンコは、Hangon regatta(ハンゴンレガッタ)というヨット競技、ミュージックフェスティバルなどのイベントがあります。また、ハンコはテニスに伝統のある町なのでテニスのトーナメントも開催されます。

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ハンコの楽しみはビーチだけでなく、観光名所になっているHanko water tower(フィンランド語でHangon vesitorni)、給水塔があります。高さ65mの朱色のロケットのような建物で、ハンコのランドマークにもなっています。
この給水塔は戦時中の1943年に築かれましたが、ソビエトに崩壊されたため、第2次世界大戦後に建て直されました。
そんな歴史を持つ給水塔ですが、展望台からハンコの町を一望することができます。特に海側の景色はとてもきれいで、港町と森が組み合わされているようで私は好きです。

kyoko-hankoHanko 給水塔 (Photo by Visiti Finland/Jussi Hellstén)

ハンコは、ヘルシンキから130㎞離れた場所にあり、車で約2時間くらいです。電車も出ていて1度乗り換えは必要ですが、約2時間くらいで行けるので、日帰りか1泊2日の旅行にも最適です。

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私がハンコに行ったのは子供が生まれてからだったので、子連れの国内旅行はハンコが初めてでした。ハンコに来た時、フィンランドの他の町と雰囲気が違っていて、南ヨーロッパの港町に来たのかと思いました。
海辺にある倉庫街のレストランは、赤い建物で花も飾ってありかわいらしいです。ハンコの町内あちこちで彫像をたくさん見かけましたが、私は女性が自転車を押しているWind from the seaという彫像がハンコの町に溶け込んでいて印象に残りました。
彫像の女性も風に吹かれてとても気持ちよさそうに見えます。今でも「ハンコの町とは?」と聞かれたら、Wind from the seaと答えるでしょう。

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ヘルシンキっ子にも人気のフィンランドの大手寿司チェーン店、Hanko sushiの1号店はハンコにオープンしました。
Hanko sushiの名前の由来はハンコの町の名前からではなく、Hanko sushiのロゴにも入っている日本の判子からだと思いますが、1号店をヘルシンキなどの都会ではなくハンコにするのは面白いと思いました。
1号店は海の近くの寿司レストランというイメージにしたかったのかもしれませんね。

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コムサ恭子
ヘルシンキ在住です。
フィンランドで生活することになったのは、タンペレの学校でツーリズムの勉強をすることになったのが始まりでした。
現在は2歳の子供の育児をしていますが、子育てを通してフィンランドでの生活を伝えていきたいです。