食欲の秋が到来です!

日本なら、サンマ、松茸、柿、栗といろいろな美味しいものが並ぶ頃ですね。
ここフィンランドでは、キノコが秋を運んできます。道端にかわいいキノコがニョキニョキ生えてくると、秋だなぁと思うのです。そして、みんな森に、ここぞとばかりにキノコ狩りに出かけます。

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長靴を履いて、バケツと、キノコの汚れ落としのブラシ付きのナイフを持って森に行きます。
私も主人もキノコ狩りの名人ではないので、念のためキノコ図鑑も持っていくのですが、どれも似通っていて、写真と見比べても、なかなか素人には判断がつきにくい。そして、美味マークがついているキノコだとしても、味見する勇気が出ないので、お目当のものをひたすら採ることに専念することに。

我が家のお目当は「スッピロバハベロ」!(以下、スッピロ)。

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夏の終わり頃から、始まるキノコ狩りですが、スッピロがが生えるのは秋真っ只中の10月です。
上から見ると、ストローのように軸が空洞になっているのが特徴。

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1時間ちょっとでこのくらいの収穫になることも!
キノコは、基本的に自然に馴染んだ色合いなので、かなり目を凝らしてみないと初めはなかなか見えてこないのです。でも、不思議といくつか見つけると、次々と発見することができるんです!私はこの現象を「キノコ目(め)になる」と呼んでいて、一度キノコ目になれば、あっちにもこっちにも――とどんどん見つかるから面白い。

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たくさん収穫したら、ゴミをよく取ってから新聞紙に広げて乾燥させて保存します。フィンランドは家の中が乾燥しているので、すぐにカッラカラになるので便利です。

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そしてこのスッピロ、和食にもとっても合うんです!

炊き込みご飯はもちろん、茶碗蒸しにもぴったり!和風スパゲッティーや、もちろんキッシュにしても美味しいので、我が家で大人気。

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日本の方に「フィンランドはキノコが豊富でしょうー!」とよく言われるのですが、実は秋のキノコシーズン以外は、マッシュルームと、小ぶりのシイタケが売られているくらい。(最近、大きめのスーパーにはエリンギやシメジが高級品として並んでいます)。そういえば、主人は「シイタケ」がフィンランド語だと思っていたっていう笑い話も――。(私もオクラは日本語だと思っていたので、おあいこですね)。

スッピロバハベロ、なんだか呪文みたいな名前だけれど、とっても美味しいので是非秋にフィンランドにいらっしゃったら食べてみてくださいね。(シーズンでないときは、乾燥したスッピロを買うこともできますよ)。

Cover Photo by Visit Finland / Elina Sirparanta

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石森 弘子
フリーランス編集者、撮影コーディネイター。3児の母。
2011年12月、フィンランド人の夫の仕事の都合でヘルシンキへ移住。
趣味は料理と、手仕事、旅行。フィンランドのリアルな「今」をお届けします。
今まで編集/寄稿した雑誌は、SPUR(集英社)、BRUTUS(マガジンハウス)、In Red、SPRING(宝島社)など。