日本人には馴染みが浅い、イースター。キリスト教の復活祭の行事です。イースターは、カソリックやプロテスタントやいろんな宗派によって伝統的に食べるものが違うようですが、フィンランドでは、主にラム肉を食べるのです。

eriko-easter-lam

フィンランドには大まかに2種類のラムが出回っています。国産のものと、ニュージーランド産のもの。この2種類は食味が全然違うんですが、違いは食べている餌にあるんですね。主に穀物資料を食べるフィンランド産のラム肉は、脂が独特の獣臭さがあります。一方、牧草を食べて育つニュージーランド産のものは、脂にそんなに癖がありません。私はもっぱらニュージーランド産を食べていますが、フィンランド人はあの獣臭さが好きな人も多くて、通年を通してラム、子羊肉は人気があります。私はもっぱら子羊を頂きますが、これもフィレ肉は、とっても柔らかくて美味しく、もも肉などの骨付き塊肉は、にんにくを刺して丸焼きにしてミントゼリーを添えていただきます。

eriko-easter-lam

そして、デザートはMämmiと呼ばれるライ麦粉を練って焼いたもの。市販で売っているものを食べるのですが、これは好き嫌いがはっきりと分かれます。

うちのイースターは、子羊のローストと、Mämmiを少し。Mämmiでイースターの気分を味わいます。

安藤マサリン 絵里子
フィンランド生活20年を迎える料理研究家。
美味しく美しい料理を作ることをモットーに日々料理を楽しんでいます。
食を通してフィンランドの日常生活や文化をブログで紹介していきたいと思います。
北欧の生活様式や食べものをより身近に感じて頂けたら嬉しいです。